先日(5月4日・木)、報道ライブ・インサイドOUTというテレビ番組(BS11)で「加齢による難聴に注意! 認知症と聴力の関係は」というテーマが取り上げられました。
番組で小川先生もお話をされていましたが、補聴器は目立たないし早期装用で耳の機能が失われないうちに始める事が大切です。
補聴器販売・購入をめぐるトラブルに注意!
補聴器購入に関するさまざまなトラブル
みなさん、こんにちは! 補聴器のラビット・三井です。
今日は、補聴器購入に関してのトラブルについてご紹介します(当店の話ではないです、念のため)。
トラブル、というのは補聴器の故障などのことではなく、
- 高額な補聴器を売りつけられた
- 試用なしで購入したが耳に合わなかった
- 無料聴力測定で「補聴器が必要」と言われたが、病院で検査したらよく聞こえていた
などの補聴器の購入などをめぐるトラブルです。
実際、お客様の立場からしてみると、「わからないから相談して、その結果として勧められたから購入した」ということではあるのですが、冷静に振り返ってみると「やっぱりおかしい」という点があったのかも知れません。
全国の消費生活センターには、このような補聴器に関する相談が日々寄せられているそうです。
【参考】補聴器のトラブルを防ぎましょう!(独立行政法人・国民生活センター)
トラブルに巻き込まれないために
では、このようなトラブルに巻き込まれないためにはどうしたらよいでしょうか?
一番良いのは、周囲にいる補聴器利用者に話を聞いてみることです。その方から話を聞く際には、「補聴器を使ってよく聞こえるようになったか」「補聴器が合わないときにすぐにお店で調整してくれたか」などを聞いてみるといいでしょう。聞いても問題のない間柄でしたら価格について教えてもらえるとさらに良いでしょう。
周囲に補聴器利用者がいない場合は、かかりつけの耳鼻科医などに相談してみましょう。ただ、病院で聴力検査をする場合、自分の聴こえの感じ方と検査結果(数値)に差があることも考えられるので、検査後に「このあたりで評判のよい補聴器屋さんはご存じですか?」などと相談してみるのもいいでしょう。
補聴器販売店のチェックポイント
認定補聴器技能者証
自分で補聴器販売店を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。正しい販売方法をとっている販売店かどうか、以下のチェックポイントを確認しましょう。
- 店内の見える位置に「高度医療機器販売業・賃貸業許可証」や「医療機器修理業許可証」などが掲示されているか?
- 補聴器メーカーの「講習修了証」など掲示しているか?
- 認定補聴器技能者が在籍しているか?
- まず初めに「医療機関は受診されましたか?」と質問してくるか?
- 店舗での聴力計測をしっかり行い、それに基づいて調整した試用のための補聴器貸し出しがあるか?
キャンペーンなので安くしますよ、などの宣伝文句は要注意です。補聴器が必要かどうかではなく「安いから買って」などというのは大問題です。
安心して補聴器が作れるように
補聴器は医療機器です。専門の知識、正しい検査と調整技術、そして何よりも利用者の方に「快適な聴こえを手に入れてほしい」という思いを持った販売店で購入するのが一番です。
埼玉県狭山市周辺の方は、認定補聴器技能者在籍の補聴器のラビットにご相談ください!
遠方の方でも、機種によっては遠隔調整が行えますので、初回制作時に数回のご来店で、あとは遠隔調整でも対応できます。ご相談・ご質問、お待ちしております!
万一、補聴器購入のトラブルが生じた場合
補聴器購入に関するトラブルが起きた場合には、全国の消費生活センターなどにご相談ください。
【参考】全国の消費生活センター等(独立行政法人・国民生活センター)