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補聴器のラビット 

ラビット通信 2025年2月号

2025年2月号

こんにちは、寒波が日本を駆け巡っております。風が冷たいので、体調を崩さぬようにして下さい。
当店も創業9年、来年には大台が見えて参りました。細々ながら皆様に支えられて、何とか続けられております。今後とも変わらぬご愛顧を、よろしくお願い致します。
また皆様には、補聴器を大切にしてお使いいただきお買い求め依頼ずっと使っていただいている方も多くいらっしゃいます。
皆様の耳の「相棒」となれているかなと喜んでおります。

補聴器の寿命
一応改めてお話をすると補聴器の寿命(法で決められた補聴器の耐久年数)はおおよそ5年と言われています。この5年には、2つの根拠があると言われています。
補聴器は、医療器具に該当します。医療機器には省令によって定められた耐用年数というものがあり、補聴器の場合はそれが5年という事です。添付文章があり、医療機器を”安全”に使用するための最も基本となる文書です。法律において、安全に使える年数が5年でそれを超えた補聴器は、サビや腐食による故障が起きやすくなる可能性が高くあるので安全のためにも早めの買い替えが推奨されています。ただ個人的には、問題がないなら使えるまで、使っていいと思っています。7年使えば、一台20万円の補聴器でも200,000÷(7年×12か月)=ひと月2380円という事になります。

そして、毎年新型が出て進化もしていますので、5年を超えていて不具合が出た時には買い替えも一考することをお勧めします。電池式補聴器と充電式補聴器どちらも同じで、機械寿命に違いはありません。現在補聴器業界は基本的に1,2年に1台の割合で新型補聴器が発売されます。これには最新人工知能や機能が搭載されます。汗や皮脂による腐食が故障の大きな原因ですから、音を守りながら防水機能を高めるという難しい技を取り入れています。そして皆様から寄せられた改善点もメーカーさんが組み入れて改良されます。

お客様の中には、故障して買い替えた時に最新補聴器を付けてから「こんなに良くなっているなら、早く教えてよ」と言われてしまう事もしばしばです。補聴器が出るたびにご報告しているのですが、どう変わったのかもう少し詳しくお伝えした方が良いのかなと思いました。

という事で、機械の安全性と機械の進化の2点からくる耐久年数5年というお話でした。

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